FC-SP 世界に羽ばたく未来創成科学者育成プロジェクト

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プログラム・コース紹介課題探究型プログラム

プログラム・コース紹介

次世代科学技術探求コース

次世代科学技術探求コース

次世代科学技術探求コース

コースの概要

 世界最先端のテクノロジーを通して地球環境に配慮した次世代の科学技術を探求します。
このコースでは、科学がいかに工学に応用されているか(科学と工学の繋がりとその違い)を学ぶ“基礎講座”、実習・実験から科学技術を修得する“実践研究「ものづくり」”、工学の更なる発展に繋がる科学技術を修得する“応用講座”を実施します。なお、実践研究と応用講座は次のテーマを用意しており、それぞれ少人数でマンツーマン指導を行います。

コース長の紹介

顔写真
教授(工学研究院)
中島邦彦

経歴福岡県立福岡高等学校卒業

7つのテーマで未来を考える

「~高い理想を現実へ~計算とものづくりのコラボレーション」

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佐藤 幸生
准教授(工学研究院)
福岡県立嘉穂高等学校卒業

大型計算機を用いた第一原理計算によって、原子・電子の状態を精密に解析し、計算と「ものづくり」のコラボレーションを行います。

「~永久電流、電気抵抗ゼロの世界~-196℃での躍動」

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寺西 亮
准教授(工学研究院)
石川県立野々市明倫高等学校
卒業

優れた超伝導材料の開発を行います。

「~ゼロエミッションへの挑戦~排気ガスからエネルギーを生む」

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宗藤 伸治
准教授(工学研究院)
兵庫県立明石城西高等学校卒業

廃熱をエネルギー源として電気を作る発電素子の開発を行います。

「~灼熱の理論限界を超えて~あらゆる物を融かす3000℃にも耐える物質」

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齊藤 敬高
准教授(工学研究院)
岡山県立倉敷南高等学校卒業

次世代の超高温耐熱セラミックスの実用化を成し遂げるため、高温の反応場を駆使した新しい複雑形状の作成方法を開発します。

「~鉄を鍛えるナノテクノロジー~地球上で一番環境に優しい金属」

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土山 聡宏
准教授(工学研究院)
滋賀県立膳所高等学校卒業
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赤間 大地
特任助教(工学研究院)
福岡県立嘉穂高等学校卒業

鉄をナノスケールで制御し、強さと靭さを兼ね備えた新しい地球に優しい材料の創製を目指します。

「~2050年の錬金術~電子レンジで石を金属に」

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大野 光一郎
准教授(工学研究院)
兵庫県立神戸高等学校卒業

これからの地球環境および資源状況に適した、マイクロ波加熱を応用した次世代型金属製錬プロセスの研究・開発を一緒にやりませんか?

「~何故キレる~変形と破壊のサイエンス」

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田中 將己
准教授(工学研究院)
福岡県立明善高等学校卒業

最新の加工・分析・評価装置を駆使し、マイクロスケール(1000分の1mm)での変形・破壊を体験しながらそのメカニズムに迫ります。

H27年度の実践紹介

 7つの個別テーマに分かれてそれぞれ研究を行いました。コンピューターを使った新しい物質設計や、熱から電気を生み出す材料の作製などを行いました。また、作製した超伝導薄膜材料の表面が凹凸無く均質に成っているかの評価も受講生自身が走査型電子顕微鏡を用いた観察を通じて行いました。
 また、基礎講座では、超伝導材料を液体窒素で冷やすことでピン止め効果や、超伝導現象を体験してもらいました。また、「技術から科学へ、科学から技術へ」など、現代のテクノロジーを支えるサイエンスについての講演を行いました。

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    集束イオンビーム法を用いて作製した直径10ミクロン(1/100 mm)円柱の観察。

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    コンピュータ上で円柱を再現し、圧縮試験のシミュレーションをする様子。

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    光学顕微鏡を用いた試料の観察

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    作製した超伝導材料に電極を取り付けているところ

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    走査電子顕微鏡を用いた数万倍での観察

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    鋼を急冷(900℃から冷水へ)して、鋼をより硬くする実験

高校生に期待すること

  • 新しい事に挑戦しようとする意気込み
  • 答えのない問題にも取り組む辛抱強さ
  • 当たり前だと思っていることにも不思議さを感じる感性

 「勉強」はこれまで分かっている事を理解すること、「研究」とはこれまで分かっている事を土台にして前人未踏の地を自分自身で進んでいくことです。本コースで実際に研究を進めていくと、勉強との違いに戸惑うかもしれません。しかし、研究の面白さ・奥深さを実感し、将来の科学技術を担う人材に成長して欲しいと期待しています。